海外発送の宛名で迷いやすい英語表現10選
海外へ荷物を発送するとき、日本の住所にはない英語表現が使われていることがあります。
「Aptって何?」「#は部屋番号?」「Attn:はどこに書けばいい?」など、海外発送に慣れていないと戸惑うことも少なくありません。
特に越境ECでは、住所の入力ミスが配送遅延や誤配につながる可能性があります。今回は、海外発送の宛名でよく見かける、迷いやすい英語表現を10個紹介します。
1.Apt.(Apartment)
「Apt.」はApartment(アパート・集合住宅)の部屋番号を表します。
例えば、
123 Main St., Apt. 405
とあれば、「Main Streetの123番地、405号室」という意味です。
日本の「○○号室」に近い表現なので、海外の個人宅へ発送する際によく登場します。
2.Ste.(Suite)
「Ste.」はSuite(スイート)の略です。
主にオフィスや事業所などで使われ、
500 Market St., Ste. 200
なら「Market Street 500番地、Suite 200」という意味になります。
企業宛ての荷物では、Apt.と間違えないよう注意しましょう。
3.Unit
「Unit」は、部屋・区画・店舗などの番号を示す表現です。
集合住宅だけでなく、商業施設やオフィスなどでも使われます。
100 King St., Unit 12
のような住所なら、「King Street 100番地、12号室(区画)」という意味です。
4.#(Number)
住所の中にある「#」も、海外発送ではよく見かける記号です。
例えば、
123 Main St. #405
と書かれていれば、一般的には「405号室」を意味します。
ただし、「#」は必ずしも部屋番号だけを表すとは限りません。住所によって意味が異なる場合があるため、受取人から提示された住所は、基本的にそのまま入力するのが安心です。
5.Attn:(Attention)
「Attn:」はAttentionの略で、「○○様宛」「○○担当者宛」という意味で使われます。
特に会社宛ての発送で、
ABC Company
Attn: John Smith
のように記載されていることがあります。
会社名だけではなく、誰に届ける荷物なのかを明確にする役割があります。
6.c/o(care of)
「c/o」はcare ofの略で、「○○方」「○○気付」に近い表現です。
例えば、
John Smith
c/o ABC Company
なら、「ABC Company気付のJohn Smith」というイメージです。
ホテルや会社、他人の住所を経由して荷物を受け取る場合などに使われます。
7.PO Box(Post Office Box)
「PO Box」は、郵便局に設置された私書箱を意味します。
例えば、
PO Box 1234
のような住所です。
通常の建物の住所とは異なり、郵便局の私書箱宛てに郵便物を送るためのものです。
配送業者によってはPO Box宛てに対応していない場合もあるため、発送方法を選ぶ際には注意が必要です。
8.Bldg.(Building)
「Bldg.」はBuilding(建物)の略です。
複数の建物がある施設や大規模なオフィスなどで使われることがあります。
100 Park Ave., Bldg. B
なら、「Park Avenue 100番地、B棟」という意味です。
9.Floor / Fl.
「Floor」は階数を表します。「Fl.」と略されることもあります。
例えば、
10th Floor
なら「10階」です。
海外のオフィスビルなどでは、部屋番号だけでなく階数が住所に含まれていることもあります。
10.Rd. / St. / Ave. などの道路名の略称
最後に注意したいのが、道路名の略称です。
代表的なものには、
- St. = Street
- Rd. = Road
- Ave. = Avenue
- Blvd. = Boulevard
- Dr. = Drive
- Ln. = Lane
などがあります。
例えば、
123 Main St.
は「123 Main Street」という意味です。
海外の住所ではこうした略称が一般的に使われているため、住所入力時に「これは何の略?」と迷うことがあります。
宛名は「勝手に変えない」が基本
海外発送で重要なのは、住所に見慣れない表現があっても、自己判断で削除したり、日本式の住所表記に変更したりしないことです。
Apt.やUnit、#などは、配送先を特定するために重要な情報である可能性があります。
特に越境ECでは、住所の入力ミスが「配送遅延」「住所不明による返送」「誤配」などにつながり、追加の送料や顧客対応が発生するケースもあります。
「この表記は何だろう?」と迷った場合は、受取人に確認することも大切です。
まとめ
海外発送の宛名には、日本ではあまり見かけない略語や表現が数多く使われています。
今回紹介した10個を覚えておけば、海外の住所を確認するときにも、よりスムーズに対応できるでしょう。
海外発送では、住所は単なる「入力情報」ではなく、荷物を正しく届けるための重要な情報です。
越境ECを運営する企業にとっては、スタッフ間で住所表記のルールを共有し、入力ミスを防ぐ仕組みを整えておくことも、安定した海外配送につながります。
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