— 海外配送の「見える化」でトラブル回避&効率アップ —
海外通販や輸出入ビジネスが一般化する中、「荷物は今どこ?」「届いていないけど?」といった不安やトラブルは誰もが一度は経験するはずです。そこで役立つのがトラッキングログの保存と活用。本記事では、国際発送のトラッキングログを賢く保存し、活用する方法についてご紹介します。
トラッキングログとは?
トラッキングログとは、配送中の荷物が通過した地点や手続き状況を記録したデータのことです。
たとえば:
- 引き受け:郵便局などで荷物を受け取った時点
- 国際交換局に到着/発送
- 通関手続き中
- 最終配達済み
これらは、日本郵便やDHL、FedEx、UPSなど各社のトラッキングページで確認できます。
なぜ保存が必要なのか?
1. 配送トラブルの証拠として
荷物が遅延・紛失した際、問い合わせや補償請求にログが必要となる場合があります。
2. 顧客対応のため
ビジネス利用の場合、顧客から「まだ届いていない」という問い合わせが来た際に、正確な状況を即座に伝えられます。
3. 配送状況の分析に
定期的な発送の中で、どの地域で遅延が多いかなどを分析して改善にもつなげられます。
トラッキングログの保存方法
1. スクリーンショットの保存
シンプルで手軽な方法。荷物ごとにフォルダを作り、日付付きで保存しておくと後で見返しやすくなります。
2. CSV・Excelでの記録
トラッキング番号、発送日、配送会社、各ステータスの日付などを記録しておくと、後でソートや検索も簡単です。
例:
トラッキング番号 | 発送日 | 配送会社 | 最新ステータス | 最終更新日 |
---|---|---|---|---|
AB123456789JP | 2025/07/01 | 日本郵便 | 国際交換局発送 | 2025/07/03 |
3. Google スプレッドシートとの連携
複数人で共有したい場合に便利。さらに、Google Apps Script を使えば自動取得も可能です。
トラッキングログの活用アイデア
◆ トラブル時のスムーズな対応
「○月○日には現地に到着済みです」と、ログを添えて案内することで、信頼感と迅速な対応力をアピールできます。
◆ 遅延傾向の把握
国や地域別に平均配達日数を記録しておくことで、今後の発送スケジュールにも役立ちます。
◆ 顧客満足度の向上
「現在このような状況です」とログを元にリアルタイムで進捗報告することで不安を和らげられます。
まとめ
国際発送では予期せぬ遅延や紛失もつきもの。だからこそ、トラッキングログの保存と活用が信頼と効率の鍵を握ります。手間がかかるようでいて、いざという時に大きな助けとなるこの習慣、ぜひ今日から始めてみてください!
※本記事の情報は執筆日時点のものです。今後サービス内容や料金等が変更される可能性がありますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。