ネット販売やフリマアプリ、ハンドメイド販売などで「壊れ物」を発送する機会は増えています。しかし、ほんの少しの油断が破損やクレーム、評価低下につながることもあります。
この記事では、輸送事故率を大幅に下げるための実践的チェックリストをわかりやすくまとめました。
なぜ壊れるのか?輸送現場のリアル
配送業者(例:ヤマト運輸、佐川急便)では、荷物は次のような環境に置かれます。
- ベルトコンベア上を高速移動
- 他の重い荷物との接触
- トラック内での振動
- 積み重ねによる圧力
- 仕分け時の一時的な落下
つまり、「ワレモノ注意」と書くだけでは不十分。
“衝撃を吸収する構造”を作ることが本質です。
✅ 壊れ物梱包チェックリスト【完全版】
① 商品そのものの固定は万全か?
☐ 商品内部に“空間”がない
☐ パーツが動かないように個別保護している
☐ フタ・可動部はテープで固定済み
🔎 ポイント
内部で動く=衝撃が増幅します。
商品を「動かない塊」にすることが第一段階。
② 緩衝材は“量”より“構造”
☐ プチプチ(気泡緩衝材)は二重以上
☐ 角・縁を重点的に保護
☐ 箱との間に最低2~3cmの緩衝層
☐ 新聞紙の“丸め詰め”だけで済ませていない
📌 重要なのは「包む」ではなく「浮かせる」こと。
理想構造:
箱
└ 緩衝材
└ 商品
└ 緩衝材
商品が箱に直接触れていたら要改善です。
③ 箱選びはサイズが命
☐ 商品に対して大きすぎない
☐ しかし緩衝層を確保できる余裕はある
☐ 再利用箱の場合、強度が落ちていない
📦 ベストは新品のダンボール。
角が潰れた箱は強度が大幅に低下しています。
④ 「縦横」指定に頼りすぎていないか?
☐ 天地無用シールは貼った
☐ だがどの向きでも耐えられる構造になっている
配送中、箱は回転します。
“どの面で落ちても大丈夫”が理想です。
⑤ テープは十分か?
☐ H貼りしている(底面)
☐ 上面も十字止め
☐ 重量物は二重貼り
ガムテープ節約は事故の元。
特に底抜けは意外と多いトラブルです。
⑥ 割れやすい素材別・追加対策
🥂 ガラス・陶器
- 口部分を重点保護
- 箱の中で立てて固定
- 二重箱が理想
💻 精密機器
- 静電気防止袋使用
- 元箱があるなら活用
- 動作確認後に梱包
🖼 額縁・パネル
- 角当て必須
- 表面保護フィルム
- 板ダンボール補強
事故を減らす“プロ視点”3原則
1. 「1m落下」を想定する
仕分け現場ではこれが現実的ライン。
2. 「重い荷物の下敷き」を想定する
上から10kg圧力がかかっても耐えられるか?
3. 「振動6時間」を想定する
トラック輸送では揺れが続きます。
事故率が下がる人の共通点
- 梱包を“作業”ではなく“設計”と考えている
- 商品価格に応じて梱包コストを惜しまない
- 発送前に“振って確認”している
実際、丁寧な梱包をする出品者は評価も安定し、リピーター率も高い傾向があります。
最終セルフチェック(出荷直前)
☐ 箱を軽く振っても内部で動かない
☐ 箱の角を押しても潰れない
☐ 底がたわまない
☐ 伝票がしっかり貼られている
☐ ワレモノ表示済み
まとめ
壊れ物発送の本質は、
「衝撃をゼロにする」のではなく
「衝撃を分散・吸収させる構造を作る」こと。
ほんの数分の見直しが、クレーム・返金・低評価を防ぎます。
あなたの大切な商品が、無事にお客様の手元に届きますように。
※本記事の情報は執筆日時点のものです。今後サービス内容や料金等が変更される可能性がありますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
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