――「納品ミスは、利益を静かに削っていく」
AmazonのFBA(フルフィルメント by Amazon)は、
正しく使えば最強、
間違えると最もストレスが溜まる仕組みでもあります。
「納品したのに在庫が反映されない」
「突然、調査が入った」
「理由不明の受領差異」
こうしたトラブルの多くは、
事前に防げる初歩的なポイントで起きています。
1. ラベル問題は「最大の地雷原」
FBA納品トラブルで最も多いのが、
商品ラベル・外箱ラベルの不備です。
よくある失敗
- 商品バーコード(FNSKU)の貼り間違い
- 既存JANコードが隠れていない
- ラベルの位置が角・曲面・開封部
Amazon倉庫では、
「読み取れない=存在しない商品」
として扱われることも珍しくありません。
👉 対策
- ラベルは平面・中央・一商品一枚
- JANコードは必ず隠す
- 印刷はレーザー or 高解像度推奨
2. 納品プランと実物が一致していない
「とりあえず箱に詰めて送る」は、
FBAでは事故のもとです。
典型的なズレ
- 納品プラン:100点
- 実際の内容:98点 or 102点
- 箱数・SKU構成が異なる
Amazon倉庫は人力+自動処理。
少しのズレが、
- 受領保留
- 調査依頼
- 在庫反映遅延
につながります。
👉 対策
- 納品プラン確定後は絶対に中身を変えない
- 梱包前にSKU・数量をチェックリスト化
3. 梱包基準を甘く見ると、ほぼ確実に止まる
FBAの梱包ルールは細かいですが、
「理由があって細かい」のが特徴です。
要注意ポイント
- 箱のサイズ・重量超過
- 緩衝材不足
- 商品が箱内で動く
特に重量超過は、
受領拒否 → 返送 or 廃棄
という最悪のルートもあります。
👉 対策
- 1箱あたりの重量は余裕を持って設定
- 「振って音がする箱」はNG
4. 納品先FCは「気分で変わる」前提で考える
FBAでは、
納品先のフルフィルメントセンター(FC)が
頻繁に変更されます。
- 昨日:関東
- 今日:関西
- 明日:九州
ということも普通です。
これを想定せずに、
- 配送会社を固定
- リードタイムギリギリ
で組んでいると、
想定外の遅延=在庫切れに直結します。
👉 対策
- 納品リードタイムは常に+数日
- 短納期商品ほど余剰在庫を意識
5. 「調査依頼」は最後の切り札だと思え
受領差異が出ると、
すぐに調査依頼を出したくなります。
しかし、
- 証拠不足
- 納品不備がある状態
での調査は、
ほぼ通りません。
👉 調査が通りやすい条件
- 納品書・写真が揃っている
- 箱数・重量が一致
- ラベル・梱包が規定通り
つまり、
調査以前に“正しく納品しているか”が8割です。
まとめ:FBAは「性善説」ではなく「仕様」で動く
FBA納品は、
- 丁寧さ
- 再現性
- ルール遵守
がすべてです。
感覚や経験よりも、
チェックリストと仕組み化がトラブルを防ぎます。
FBAは冷たいですが公平です。
正しく納品する人には、
驚くほど強力なインフラになります。
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