「内容には自信があるのに、海外ユーザーからの反応が薄い…」
「クリック率や開封率が日本よりも悪い…なんで!?」
もし、メルマガの“配信タイミング”を日本時間で送っていませんか?
それ、実は 非常にもったいないです。
この記事では、国や地域によって異なる“最適な配信時間”について、
最新データと実践例を交えながら、わかりやすくご紹介します。
🕒 タイミングで決まる「開封率」と「CV」
メルマガのパフォーマンス指標には以下のようなものがあります:
- 開封率(Open Rate)
- クリック率(CTR)
- コンバージョン率(CVR)
この中で最も影響を受けるのが開封率。
つまり、「いつメールを見るか」がカギ。
🌐 地域別に見る「ベストな配信タイミング」
🇺🇸 アメリカ(PST/EST)
- おすすめ時間帯:朝8~10時 or 昼12時前後(現地時間)
- 特徴:スマホで朝イチにメール確認するユーザーが多い。
- 注意:米国内でも3時間の時差(東海岸と西海岸)があるので、リストを分けるのが理想。
🇬🇧 イギリス(GMT)
- おすすめ時間帯:朝7~9時 or 昼休みの12~13時
- 特徴:朝の通勤時間帯にスマホでチェックされやすい。
- 金曜午後~日曜は反応が落ちる傾向。
🇩🇪 ドイツ、🇫🇷 フランスなどの西ヨーロッパ(CET)
- おすすめ時間帯:午前9~11時、または14~16時
- 特徴:メール文化が強く、業務時間内の送信が最も効果的。
🇸🇬 シンガポール・🇹🇭 タイ・🇮🇩 インドネシア(SGT/WIB)
- おすすめ時間帯:10時~12時、または夕方16~17時
- 特徴:B2Bの場合、午前中の返信率が高め。
🇦🇺 オーストラリア(AEST)
- おすすめ時間帯:朝9時前後 or 昼12時
- 特徴:オフィス勤務が主流で、朝のPCメール確認が日課。
📅 曜日ごとの傾向もチェック
- 火曜・水曜・木曜が最も反応が良い
- 月曜は「溜まったメールに埋もれる」リスク大
- 金曜午後以降・週末は避けるのが無難(B2Bの場合)
🧠 プロがやっている“配信テクニック”
✅ メルマガリストを「地域ごと」に分ける
→ タイムゾーンで送信時間を調整
→ MAツールやステップメール機能で自動化可能
✅ A/Bテストでベスト時間帯を確認
→ 同じ内容でも「9時送信」「11時送信」「14時送信」で分けて比較
✅ 「パーソナライズ×時間帯」の組み合わせ
→ 顧客属性ごとに最適化:例)ECユーザーは夜、法人は朝送信
📈 実際のデータ:配信時間による違い
配信時間(現地) | 開封率(平均) | 備考 |
---|---|---|
午前8時~10時 | 22~26% | 通勤時間・始業前が効果的 |
昼12時~13時 | 20~24% | 昼休みにスマホ確認が多い |
午後3時~4時 | 18~22% | 午後の一息タイムに効果あり |
夜間21時以降 | 10~15% | B2C向けには一定の効果も |
📌 まとめ:時間をずらすだけで“成果”が変わる!
海外ユーザーに向けたメルマガで成果を出したいなら、
ただ翻訳するだけでは不十分。
✈️「時差を意識した配信時間こそ、グローバル戦略の第一歩」です!
🔧 実務者向けTips
- MAツール(HubSpot, Mailchimp, Salesforceなど)の「タイムゾーン配信機能」を活用
- 国別データがなければ、Google Analyticsの地域別アクセス時間をヒントに
- メールタイトルや送信者名も文化圏に応じてチューニングを
📬 最後に:タイミング+コンテンツの最適化を
「開封率が上がったのに、CVが上がらない…」
そんなときは「コンテンツの構成やCTAボタン」にも注目しましょう。
海外では“長文メール”よりも、“要点+クリック誘導”が好まれる傾向も。